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ドイツの優しい暮らし by ブリュームヒェン

ドイツで陶器&雑貨のショップ「ブリュームヒェン」を営む店主の日記。ドイツの街の風景、ドイツ生活のこと、ドイツグルメのこと、いろいろ綴っています。音楽話も♪

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ドイツの配達員

私は自宅でオンラインショップをやっているので、商品や梱包材など、よく宅配便が家に届きます。扱っている商品は主に陶器なので、お皿やカップや何十個も入っている箱はとても重く、運ぶのは大変です。梱包材のダンボールやプチプチシート(ロール)は大きいので、こちらも運ぶのがちょっと大変。

仕入先により利用している宅配会社は様々ですが、宅配のお兄ちゃん(おじさん)たちは、みんな少しでも楽をしようとします。配達のお仕事をしている人たちは、ドイツ人の他に外国人も多くいますが、楽をしようとする姿勢はみんな同じです。

ショップを始めたばかりの頃、いろいろなサイズの段ボール箱を数個ずつお試しに注文したのですが、それらは配達用にまとめられているわけではなく、全てバラバラの状態でトラックに積まれていました。普通は1サイズに付き何十個単位で買うので、そんな風にいろんなサイズをちょっとずつ注文されて、配達のお兄ちゃん(宅配業者ではなく、その梱包材会社専門の配達員)は「やってらんない」と思ったようです。

そんな業界の事情はまだ全く知らなかった私。ピンポーンとチャイムが鳴ってドアを開けると、配達員の人がかーなーり不機嫌そうに「ちょっと信じられないほど細かい注文で、トラックとここを何回も往復しなきゃいけないんだけど」と言うのです。

この人は何で私にそんな自分の事情を説明するのか?と思い、「あーそうですか・・」と言うと、少し沈黙が続いた後、「ちょっと一緒に運んでくれない?(でなきゃ、やってらんない)」と言われ、びっくり。

運ぶのがあなたの仕事でしょ?と内心思いながらも、仕方なく一緒に下へ降りて行き、トラックとウチの間を階段で(アパートにエレベータがないので)何度も往復することになりました。

陶器を大量に頼んだ時は、男の人にとっても重たい大きな箱が5つもあったのですが、その時の配達員は階段ホールの下から大声で「ちょっと出てきてくださーい!」と叫んできました。階段のところに行って上から「何ですかー?」と叫び返すと、「めちゃくちゃ重い箱が5個もあるんだけど、これ、ここ(1階の郵便受けのところ)に置いてってもいい?」と聞いてくるのです。

いやいや、大事な商品をそんなところに置いてかれたら困る!ということで、「いや、それは困ります。上まで運んでもらえません?」と言うと、「うーん・・・こんな重いもの全部運ぶのはちょっとムリ。ここに置いてっても別に問題ないんじゃないんですかー?」との答え。

「ちょっとそこに置いてかれると困るんで・・・。何とか上に運んでもらいたいんですけど・・・。」

「えー何でココに置いてったら困るの?別に誰も持ってかないよ。」

(いや、そういう問題じゃないから)「・・・かもしれないけど、私はそこに置いておきたくないので、お願いだから上まで運んでください!!」

・・・とこんなやりとりをしばらくして、最終的には全部上まで運んでくれました。何だ、やっぱり運べるんじゃん。

また別の時は(この時も重たい陶器)、配達員(別の人)が大きな箱を肩の上にかかえて、よろよろになりながら登場しました。ウチのドアのところまでたどり着いた時には本当によろよろで、「あーーー!ちょっと持って!持って!」と叫ばれ(笑)、あわてて私が箱を支え、何とか二人で箱を床に下ろしました。配達員の人は「ふー・・・。ダンケ(ありがとう)。」と一言。

最初の頃は、運ぶのは配達員の仕事なのに何でお客の私がいちいちお世話しなきゃいけないの?と思っていましたが、今では慣れっこ(笑)。配達員との共同作業というのは当たり前になりました。しかも、「いつも重いものを配達させて申し訳ない」とまで思うようになりました。そして、「いつもありがとう」と。モノは考えようです(笑)。


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コメント

くさい!?

私は、日本から届いた小包を郵便局にとりにいったら、”ああ、あのくさい荷物ね!!” と言われてしまいました。確かに昆布とか、味噌とか煮干とか、あまりなじみのない匂いなのかもしれないけれど、それにしても、無礼な!!

でも、もちろん悪気は全然なくて、中のものが腐っていないかどうか、食べる前に気をつけるように何度も注意されました。好意はありがたいけど・・・・わかってるってば~!!

読んでて思わず笑っちゃいました♪
いかにもドイツ人らしいカンジがして。
ウチは1階だし、今のトコ重い荷物も届いてないので
皆さん家まで運んでくれます。
遠い日本から無事に届くだけで嬉しいです。
パソコンが届いたときなんて嬉しいのと安心したのと。
何でも届くんですよね。宅急便に感謝☆です。

>shima

スイス人、おもしろすぎ~!!ずいぶんストレートだね(苦笑)。まあ、昆布とか煮干の匂いがこっちの人にとって「くさい」っていうのは分かる気がするけど、別にそんなこと言わなくてもいいのにねー。しかも好意で注意までしてくれて・・・(笑)。

>コユキさん

こっちの郵便局・宅配便関係では、かなりのエピソードがありますよ~(笑)。慣れるまでは「むかっ」とすることが多かったけれど、こちらの事情や習慣に慣れれば感謝の気持ちまで生まれたりするから、不思議なものです。でもよく考えれば、一軒一軒に届けてくれるっていうのはすごいことなんですよね~。
コユキさんのお宅は1階ならいいですね。配達の人も楽だし、コユキさんもお手伝いしなくていいし(笑)。

見る角度によって

だいぶ印象が変わりますね、配達員♪ でも、下の階に置きっぱは良くないですよ、配達員として(笑)お客様の手元に届けるための料金を取ってるんですから・・・・・・・
エレベーターがあるといいですね~。貨物用とかもないのですか、引越しの時に使うような・・・?

>Setteさん

本当に心の持ちようでずいぶん違うものです。でも実はこれ、自分がかっかしないために身に着けた考え方だったりします(笑)。いちいち怒っていてもいいコトないですからね~♪
ウチのアパートはエレベーターは一切ないんです・・・。こっちは古い建物が多いので、エレベーター無しもけっこう普通ですね~。引越しの時は非常にツライです。

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Asami

  • Author:Asami
  • 2000年の夏からドイツで暮らしています。現在は、ドイツの陶器&雑貨を扱うオンラインショップ「Blümchen*ブリュームヒェン」 を経営。ショップの仕事を通じて、ドイツの素敵なものたちの魅力にますますはまっていく日々です。

    ドイツ陶器とヨーロッパ雑貨のお店 *ブリュームヒェン*

    ★詳しいプロフィールは→コチラ

    ブリュームヒェン子育て日記

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